2021年最新版!有馬記念を徹底分析!!

有馬記念とは?
有馬記念とは中央競馬の一年を締めくくるレースとして、中山競馬場で行われる芝の2500mのレースです。
出走する馬は、なんと人気当選によって決められるためとても盛り上がるレースで人気があります。
1着の賞金は3億円!夢があるレースですね。
過去10年の有馬記念
2010年から2020年の過去10年の有馬記念を振り返って見ましょう

2010年有馬記念の1着は2番人気のヴィクトワールピサでした。
タイムは2:32.6でしたが、同タイムの馬が他に2頭も居るというハラハラしたレースとなりました。
1番人気だったブエナビスタは惜しくもハナ差で2着。
3着に14番人気のトゥザグローリーが入り、3連単は60,770円となりました。

2011年有馬記念の1着は1番人気のオルフェーヴルでした。
2010年1着のヴィクトワールピサも出走しましたが、8着でした。
2着に7番人気エイシンフラッシュ、3着に9番人気トゥザグローリー、3着に11番人気ルーラーシップと荒れたレースになり、3連単は78,260円となりました。

2012年有馬記念の1着は1番人気のゴールドシップでした。
2011年にも出走したルーラーシップとエイシンフラッシュは2012年も掲示板入りする活躍を見せました。
2着に10番人気オーシャンブルーが入り、3連単は24,250円となりました。

2013年有馬記念の1着は1番人気のオルフェーヴルでした。
2011年にも1着をとったオルフェーブルが1年ぶりに有馬記念に戻ってきて勝利しています。
2012年の1着ゴールドシップは3着となり、3連単は5,240円となりました。

2014年有馬記念の1着は4番人気のジェンティルドンナでした。
2012年、2013年にも出走したゴールドシップは3着に入っており、如何に強いのかを見せつけるレースとなりました。
9番人気トゥザワールドが入り、人気の馬が3着以内に入らずレースは大荒れ、3連単は109,590円となりました。

2015年有馬記念の1着は8番人気のゴールドアクターでした。
4年連続出走となったゴールドシップは8着となり、引退レースとなりました。
5番人気のサウンズオブアース、4番人気のキタサンブラックが3着以内に入りレースは大荒れ、3連単は125,870円となりました。

2016年有馬記念の1着は1番人気のサトノダイヤモンドでした。
2015年にも出走したキタサンブラックは2016年は2着となり、力を着実につけてきています。
レースは人気上位で決まり硬いレースとなり、33連単は3,940円となりました。

2017年有馬記念の1着は1番人気のキタサンブラックでした。
3年連続出走となったキタサンブラックは悲願の1着となりました。
8番人気クイーンズリングが2着に入り、3連単は25,040円となりました。

2018年有馬記念の1着は3番人気のブラストワンピースでした。
2016年にも出走したサトノダイヤモンドが1年ぶりに出走しましたが、6着という結果になり引退レースとなりました。
3着に9番人気シュヴァルグランが2017年同様に入り、3連単は25,340円となりました。

2019年有馬記念の1着は2番人気のリスグラシューでした。
タイムは2:30.5とかなり早いレースになりました。
1番人気のアーモンドアイは9着となりレースは荒れ、3連単は57,860円となりました。

2020年有馬記念の1着は1番人気のクロノジェネシスでした。
2020年はタイムが2:35.0と遅い展開のレースになりました。
11番人気のサラキアが2着に入り、3連単は50,150円となりました。
有馬記念で勝つ馬の特徴
過去10年のレースを見ると人気投票で選ばれたレースで1番人気でも必ず勝つレースではないことがわかりました。
ということは人気を参考にせず、自分自身で本当に強い馬を見極める必要があります。
有馬記念で勝つ馬の特徴を探してみましょう。

3歳馬の確率が高いようです。
ゴールドシップやオルフェーブルなどが3歳馬で有馬記念1着を記録しています。
キタサンブラックのようにじわじわ力をつけていくパターンもありますが、基本的には若い馬のほうが有利そうですね。
今年の出走馬の中では
エフフォーリア
タイトルホルダー
ステラヴェローチェ
アサマノイタズラ
が3歳馬に該当します。

牝馬の方が確率が高いようです。
リスグラシューやジェンティルドンナなどが牝馬で有馬記念1着を記録しています。
また今年出走のクロノジェネシスも2020年に牝馬で1着を獲っています。
今年の出走馬の中では
クロノジェネシス
アカイイト
ウインキートス
シャドウディーヴァ
メロディーレーン
が牝馬に該当します。

関西所属の方が確率が高いようです。
サトノダイヤモンドやキタサンブラックなどが関西所属として有馬記念1着を記録しています。
関東所属ではゴールドアクターとブラストワンピースが有馬記念1着を獲っています。
今年の出走馬の中では
クロノジェネシス
ステラヴェローチェ
アカイイト
ディープボンド
アリストテレス
キセキ
パンサラッサ
ペルシアンナイト
モズベッロ
メロディーレーン
ユーキャンスマイル
エブリワンブラック
が関西所属に該当します。

単勝を狙うなら1枠、複勝を狙うなら5枠~7枠を狙うと良さそうです。
ヴィクトワールピサとキタサンブラックが1枠で有馬記念1着を記録しています。
8枠の馬は活躍出来ないので、馬券に絡めるのは止めたほうが良さそうですね。

有馬記念は芝のレースなので、ダートの馬は当然ですが不利になります。
ダートの馬に馬券に絡めるのは止めましょう。
今年の出走馬の中では
エブリワンブラック
がダートの馬に該当します。

今まで走ってきた距離が2500mに近いほうが有利なようです。
平均1900mのリスグラシューが、平均2400mのゴールドアクターが有馬記念で1着を記録しています。
平均2200m前後に強い馬が固まりやすいので、そこを狙うと良いかも知れません。

先行馬が有利なようです。
オルフェーヴルやクロノジェネシスが先行馬として有馬記念で1着を記録しています。
唯一逃げ切って1着を獲ったのはキタサンブラックでしたが、1枠だったということもあってレアケースだと思います。

G1で活躍した馬の方が有利なようです。
キタサンブラックは5回もG1で3着以内に入り、クロノジェネシスも3回3着以内に入って有馬記念で1着を記録しています。
ただ2013年有馬記念のオルフェーヴルのように休養している場合もあるので、年内にG1に参加してないからと言って鵜呑みにしてはいけません。



有名騎手が勢揃いです。海外騎手が多い感じがしますね。
池添謙一騎手はなんと3回も1着を獲っています。しかし内2回はオルフェーブルに乗っているため、「オルフェーブルが強かっただけ」という可能性もあります。
3着以内で言えばC.ルメール騎手も注目です。
今年の出走馬の中では
池添謙一騎手はモズベッロ
C.ルメールはクロノジェネシス
の乗って出走します。