2024年最新版!日本ダービーを徹底分析!!

2024年最新版!日本ダービーを徹底分析!!

日本ダービー(東京優駿)とは?

「日本ダービー」とは競馬の祭典と呼ばれる、3歳馬だけが出場することが出来る、東京競馬場の2400mのレースです。

正式名称は「東京優駿(とうきょうゆうしゅん)」ですが、「日本ダービー」と良く呼ばれます。

3歳馬のみが出場できるので競走馬にとっては生涯の中で最初で最後の1度きりの最高峰のレースになります。

1着の競走馬に支払われる賞金は3億円で、更には最高の名誉が与えられるので、競走馬の陣営はこのレースに全身全霊を注ぎ込みます。

第91回となる2024年の日本ダービーは一体どんな馬が走るのか解説します!

過去13年の日本ダービー(東京優駿)を振り返る

2024年の解説の前に、2010年から2023年の過去14年の日本ダービーを振り返ってみましょう。

過去の名馬を観察することで、今年の勝ち馬がみつけられるかもしれません!

2010年5月30日10R 日本ダービー(東京優駿)

2010年5月30日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2010年5月30日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2010年日本ダービーの1着は7番人気のエイシンフラッシュでした。

タイムは2:26.9で、力をためて最後に差し切ったエイシンフラッシュが見事1着となりました。

1番人気のヴィクトワールピサはギリギリ粘って惜しくも3着でした。

7番人気と5番人気が馬券に絡み、3連単は152,910円となりました。

2011年5月29日11R 日本ダービー(東京優駿)

2011年5月29日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2011年5月29日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2011年日本ダービーの1着は1番人気のオルフェーブルでした。

雨の中でのレースとなり芝は不良の中、オールアズワンが大きく逃げのレースを作ります。

しかし最終コーナーを回ってオルフェーブルが加速をし始め、それに食らいつくようにウインバリアシオンも加速をして、後ろの馬群を離してゴールとなりました。

ウインバリアシオンが10番人気で2着となり、3連単は100,300円となりました。

2012年5月27日10R 日本ダービー(東京優駿)

2012年5月27日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2012年5月27日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2012年日本ダービーの1着は3番人気のディープブリランテでした。

昨年と打って変わって綺麗に晴れた日となり、ディープブリランテは先頭の馬群で機を見計らいます。

先頭のゼロスがバテた頃に、待ってましたと言わんばかりの加速を始めます。しかし他の馬たちも見逃すまいと喰らいつきましたがディープブリランテの1着となりました。

1番人気のワールドエースが4着となり、3連単は87,380円となりました。

2013年5月26日10R 日本ダービー(東京優駿)

2013年5月26日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2013年5月26日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2013年日本ダービーの1着は1番人気のキズナでした。

キズナは後方の馬群の中で息を潜めて、最終コーナー回った後、大きく外から差し切って1着をもぎ取りました。

3着は3頭の馬がギリギリを争い8番人気のアポロソニックとなり、3連単は54,950円となりました。

2014年6月1日10R 日本ダービー(東京優駿)

2014年6月1日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2014年6月1日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2014年日本ダービーの1着は3番人気のワンアンドオンリーでした。

エキマエが大きく逃げの展開を作るも骨折により失速、アクシデントが起こるも他の馬はペースを保って走り続けました。

中盤に位置取っていたワンアンドオンリーが差し切る形でゴールとなりました。

12番人気のマイネルフロストが馬券に絡み、3連単は103,300円となりました。

2015年5月31日10R 日本ダービー(東京優駿)

2015年5月31日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2015年5月31日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2015年日本ダービーの1着は1番人気のドゥラメンテでした。

最終コーナーを回った後、大きく外から中にぐぐっと入り込む形で加速していき、そのままドゥラメンテが1着となりました。

数年ぶりに固く決まり、3連単は15,760円となりました。

2016年5月29日10R 日本ダービー(東京優駿)

2016年5月29日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2016年5月29日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2016年日本ダービーの1着は3番人気のマカヒキでした。

同じ位置に潜んでいたマカヒキとサトノダイヤモンド、マカヒキが先に勝負を仕掛け、サトノダイヤモンドも喰らいつくも、ギリギリでマカヒキの勝利となりました。

3番人気、2番人気、1番人気という馬券になり、3連単は4,600円となりました。

2017年5月28日10R 日本ダービー(東京優駿)

2017年5月28日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2017年5月28日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2017年日本ダービーの1着は2番人気のレイデオロでした。

序盤は後方に位置取るも、2コーナー目を回ったところで急に外から飛び出して先頭へ位置づけるレイデオロ。

その戦略が功を奏して、他の馬を抑え込みながら華麗に1着となりました。

またもや人気通りとなり、3連単は11,870円となりました。

2018年5月27日10R 日本ダービー(東京優駿)

2018年5月27日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2018年5月27日10R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2018年日本ダービーの1着は5番人気のワグネリアンでした。

常に先頭の馬群で虎視眈々と先頭を狙っていたワグネリアンがしっかりと差し切って1着となりました。

16番人気が絡む大荒れのレースとなり、3連単は2,856,300円となりました。

2019年5月26日11R 日本ダービー(東京優駿)

2019年5月26日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2019年5月26日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2019年日本ダービーの1着は5番人気のロジャーバローズでした。

先頭に位置取るロジャーバローズ、最終コーナー回って先にバテたリオンリオンを尻目に逃げ切る形に。

ダノンキングリーの追い上げをギリギリ抑え込んでロジャーバローズが1着となりました。

ロジャーバローズの12番人気が絡み、3連単は199,060円となりました。

2020年5月31日11R 日本ダービー(東京優駿)

2020年5月31日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2020年5月31日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2020年日本ダービーの1着は1番人気のコントレイルでした。

最終コーナー回って、良い位置に付けたコントレイルはギリギリまで抑え、最後一気に加速して1着となりました。

10番人気のヴェルトライゼンデが絡むも、1着1番人気、2番2番人気となり、3連単は5,140円となりました。

2021年5月30日11R 日本ダービー(東京優駿)

2021年5月30日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2021年5月30日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2021年日本ダービーの1着は4番人気のシャフリヤールでした。

難しい位置取りとなり、なかなか前に進めない展開になるも、なんとか隙間をくぐり抜けてエフフォーリアの猛追にも耐えてシャフリヤールが1着となりました。

9番人気が絡み、3連単は58,980円となりました。

2022年5月29日11R 日本ダービー(東京優駿)

2022年5月29日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2022年5月29日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2022年日本ダービーの1着は3番人気のドウデュースでした。

後方で力を溜めるドウデュース、空いた外のエリアに出て加速し一気にゴールしました。

7番人気が絡みましたが固く決着し、3連単は15,770円となりました。

2023年5月28日11R 日本ダービー(東京優駿)

2023年5月28日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果
2023年5月28日11R 日本ダービー(東京優駿) 結果

2023年日本ダービーの1着は4番人気のタスティエーラでした。

ゲートが開いた直後にドゥラエレーデの騎手が落馬するハプニングが置きました。

しかしレースは続きます、外側に陣取っていたタスティエーラが最終コーナー回ってスパートを駆け、最後まで踏ん張ってゴールしました。

1番人気のソールオリエンスは2着でしたが、意外にも結果は荒れて、3連単は29,810円となりました。

日本ダービーで勝つ馬の特徴

過去14年のレースを見ると1番人気でも必ず勝つレースではないことがわかります。

ということは人気やオッズを鵜呑みにせず、自分自身で本当に強い馬を見極める必要があります。

では日本ダービーで勝つ馬の特徴を探してみましょう。

日本ダービーで勝てる性別

性別で過去12年の日本ダービーを分析
性別で過去14年の日本ダービーを分析

日本ダービーでは牝馬は勝てません。

そもそも牝馬の出場は2014年のレッドリヴェール、2021年のサトノレイナスしかありません

2024年は珍しくレガレイラが牝馬として出場しますが、要注意です。

牝馬の馬券を買うのは止めたほうが良いでしょう。

日本ダービーで勝てる東西所属

東西所属で過去14年の日本ダービーを分析
東西所属で過去14年の日本ダービーを分析

東西所属でトレーニング施設や環境が異なります。栗東トレーニングセンター(西)と美浦トレーニングセンター(東)は地形や気候が異なるため、競走馬のコンディショニングやトレーニング方法に地域差が生じます。

日本ダービーは東京競馬場で行われ、これは関東所属の競走馬にとってはホームグラウンドに近いです。競走馬は慣れ親しんだ環境でよりリラックスしてパフォーマンスを発揮するので、この地の利が関東所属の競走馬の成績に良い影響を与えています。

馬は長距離の移動によるストレスを受けやすい動物です。関西所属の馬にとって東京競馬場までの移動は、関東所属の馬に比べてストレスが大きくなります。この移動によるストレスがレース当日のパフォーマンスに悪影響を及ぼしています。

タスティエーラやレイデオロなどが関東所属として日本ダービー1着を記録しています。

関西所属ではドウデュースやシャフリヤールが日本ダービー1着を獲っています。

2024年の関西所属は
ジャスティンミラノ
シンエンペラー
シュガークン
ショウナンラプンタ
メイショウタバル
ビザンチンドリーム
エコロヴァルツ
ジューンテイク
ダノンデサイル
サンライズジパング
ミスタージーティー
サンライズアース

2024年の関東馬は
レガレイラ
アーバンシック
シックスペンス
コスモキュランダ
ダノンエアズロック
ゴンバデカーブース
が出場します。

本命は関西所属、紐には関東所属の競走馬を馬券に絡めると良いでしょう。

日本ダービーでダート経験は勝てない

ダート経験で過去14年の日本ダービーを分析
ダート経験で過去14年の日本ダービーを分析

日本ダービーは芝のコースで行われるため、芝での実績が高い競走馬が有利になります。

唯一2013年にアポロソニックがダート経験あるにもかかわらずに3着になったことがあります。

2024年は
サンライズジパング
がダートのレースを経験しています。

ダート経験がある競走馬を馬券に絡めるのは止めましょう。

日本ダービーで勝てる枠番

枠番で過去14年の日本ダービーを分析
枠番で過去14年の日本ダービーを分析

内枠が混戦を避けてスムーズなスタートを切ることができる一方で、外枠は他馬に挟まれずに自由なレースを展開できます。

単勝を狙うなら1枠、複勝を狙うなら1枠~6枠を狙うと良さそうです。

ロジャーバローズやワンアンドオンリーが1枠で日本ダービー1着を記録しています。

2024年の日本ダービーの枠番は5月23日の14:00頃に発表されます。

8枠の競走馬は活躍出来ないので、馬券に絡めるのは止めたほうが良いでしょう。

日本ダービーで勝てる平均距離

平均距離で過去14年の日本ダービーを分析
平均距離で過去14年の日本ダービーを分析

日本ダービーは3歳馬のみで開催されるので、経験している距離は2歳馬の時点で出走したレースが主になります。

2歳馬は長距離のレースに出ることはなく大体が1600m以下のレースになります。そんな中で1800mのレースを経験している競走馬は日本ダービーで活躍する可能性が高くなります。

2024年は
ジャスティンミラノ
レガレイラ
アーバンシック
コスモキュランダ
シンエンペラー
シュガークン
ダノンエアズロック
ショウナンラプンタ
メイショウタバル
ビザンチンドリーム
エコロヴァルツ
ダノンデサイル
サンライズジパング
ミスタージーティー
サンライズアース
が1800m以上のレースを多く走った実績があります。

過去に平均1800mではドゥラメンテやキズナが日本ダービーで1着を記録しています。

日本ダービーで勝てる脚質

脚質で過去14年の日本ダービーを分析
脚質で過去14年の日本ダービーを分析

日本ダービーは出走頭数が多いため、後方からの競走では他の馬に阻まれて思うように追い込めないことがあります。先行する馬はこのようなトラブルを避けやすいです。

また先行する馬はレースのペースをコントロールしやすく、理想的な位置で競走を進めることができます。これにより、余分なエネルギーを消費せずに最後の直線でスピードを保つことが可能です。

コントレイルやワグネリアンが先行馬として日本ダービーで1着を記録しています。

基本的には4コーナー目まで力を貯めて差し切ることのできる馬が勝ちやすいでしょう。

日本ダービーはG1で活躍しない馬は勝てない

G1経験で過去14年の日本ダービーを分析
G1経験で過去14年の日本ダービーを分析

G1レースで活躍経験があるということは、その競走馬が優れているということです。これは日本ダービーでの勝利に直結します。

優秀な競走馬は、その年の競馬シーズンを通じて戦略的な計画のもとにレースに参加しています。これは、日本ダービーのような一世一代の大一番に向けての準備がしっかりと行われていることを意味します。

また、一流の騎手に騎乗される機会が多くなる事で騎手との連携が深まっています。これによりレース中の判断がより精確になり、日本ダービーでの成績にも良い影響を与えています。

2024年は
ジャスティンミラノ
コスモキュランダ
シンエンペラー
エコロヴァルツ
サンライズジパング
がG1のレースで活躍しています。

G1活躍経験のある馬はタスティエーラなど、逆に活躍経験の無い馬はシャフリヤールなどが1着を獲っています。

日本ダービーに強い騎手

日本ダービーの騎乗回数ランキング
日本ダービーの騎乗回数ランキング

有名騎手が勢ぞろいですが、その中で
福永 祐一 騎手
武 豊 騎手
川田 将雅 騎手
が有馬記念の騎乗回数が最も多いです。

2024年は
武 豊 騎手はシュガークン
川田 将雅 騎手はシックスペンス
に騎乗予定です。

日本ダービーの3着以内騎手ランキング
日本ダービーの3着以内騎手ランキング

騎乗回数に続いて、C.ルメール 騎手が最も4着以内に入った回数が多いです。

圧倒的な打率なので今年も期待できるでしょう。

2024年は
C.ルメール 騎手はレガレイラ
に騎乗予定です。

日本ダービーの1着騎手ランキング
日本ダービーの1着騎手ランキング

1着の回数が多いのは福永 祐一 騎手となります。

しかし福永騎手は既に引退しているので、武 豊 騎手が実質1位となります。

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