目指せ億馬券!WIN5を当てる買い方を伝授
WIN5とは?
WIN5とは2011年より始まった、馬券の一種です。
正式名称は「5重勝単勝式勝馬投票法」でややこしいのですが
簡単に説明すると「5つのレースで1着を当てると的中」となります。
他の馬券と違い、複数のレースの結果が馬券に関係するので、一番難しい馬券です。
しかしその分払戻はとても高額で、万馬券ならぬ億馬券が出ることもあります。
100円の馬券が数億円に…人生が変わるほどの衝撃ですね。
控除率は30%と馬券の中でも最も高くなっています。
なので戦略も無しに遊びで買うのはオススメしません。
WIN5の的中確率を知る
例えば5つのレースの出走頭数が全て16頭だったとしたら
1/(16*16*16*16*16) = 0.0000953674%
となります。
確率にするとわかりにくいですね…言葉に直すと約105万分の1です。
ちなみに年末ジャンボの宝くじの当選確率は0.000005%で2000万分の1です。
これと比べるとWIN5の確率は約19倍ですが、焼け石に水感が凄いですね笑
WIN5の払戻分析
WIN5の平均の払戻額はおおよそ2200万円となります。
しかしこれはWIN5で億を超えた超高額払戻があるせいで、平均値が引き上げられてしまっています。
なので、平均値ではなく中央値で見てみると、210万円となります。現実的ですね。
となると数千万を狙って予算を考えずにWIN5の馬券を買いまくると、数百万円が当たって損してしまう事が多くありそうです。
ちなみに最高額は2021年3月14日の554,446,060円です。5億円は夢がありますね!
このレースでは
4番人気-4番人気-10番人気-8番人気-3番人気
という結果でした。
さらに最低額は2018年10月8日の6,050円です。いくらWIN5とは言えどもこういう結果もあることは知っておきましょう。
このレースでは
1番人気-1番人気-2番人気-2番人気-1番人気
という結果でした。
WIN5で億馬券を狙うためには
WIN5の億馬券は過去に35回出ています。
まず億馬券の平均の人気は6.057です。
ということは
2番人気-2番人気-3番人気-3番人気-3番人気
のような馬券は億馬券になる確率が低いです。
億馬券の中で最も払戻が低いのは2021年6月29日の102,674,510円で
2番人気-5番人気-6番人気-8番人気-8番人気
という結果でした。
この馬券の平均人気は5.8で、やはりこのラインを超えなければ億は難しそうです。
とはいえ1番人気が絡むWIN5でも億馬券は出ることはあります。過去に15回出ています。
この場合は2021年5月16日のように
16番人気-6番人気-5番人気-7番人気-1番人気
という風に、1レース大荒れが起こる必要があります。
もし1番人気が絡むWIN5で億馬券を狙う場合は、大荒れを予想しなければなりません。
WIN5は「人気だから」で決めない
WIN5を買う時は人気で馬を選ばないほうが良いです。
なので人気ではなくて、自分の考えたロジックで導き出した強い馬を買いましょう。
人気の馬を買うのは他にもデメリットがあり、その通りに決まってしまった場合はWIN5の払戻金額が低いことです。
例えば気合い入れて30万円分の馬券を人気を参考に買ったところで
2020年9月27日の1番人気-1番人気-4番人気-1番人気-5番人気で164,760円の払戻になったように
払戻金額は30万円を下回ることが多いでしょう。
WIN5のキャリーオーバーは狙い目か?
WIN5にはキャリーオーバーがあります。
払戻金額が6億円が上限なので、それ以上の発売金額があり払戻後に余った時や、誰も的中しなかった場合は次のWIN5に持ち越されます。
その場合次のWIN5は払戻に当てられる金額が普段よりも増えるので、高額な払戻金額が見込めますが、なかなかそうはいきません。
なぜかというと、皆それを知っていつもよりWIN5の発売票数が増えるので結果払戻金はあまり上がらないことが多いです。
キャリーオーバー無しの当選者数の平均が2256人、中央値が229人に対して
キャリーオーバー有りの当選者数は平均が16536人、中央値が1006人です。
中央値で言えば5倍もの当選者が出るので、当然払戻は低くなります。
払戻金でも考えてみましょう。
キャリーオーバー有りの当選者数は平均が7,629,736円、中央値が1,389,990円です。
中央値で言えば6割ほど減りますね…
なのでキャリーオーバーだからと大金をWIN5につぎ込むのは得策とは言えません。
単勝を5回買うほうが儲かる?
考え方によるのですが、単勝を5回買うほうが点数が少なく回収率高くなるという考え方であれば確かにそうです。
WIN5はどれか1つのレースがハズれれば、後のレースがどれほど的中しても意味がありませんが
単勝5回はどれか1つハズれても、当たった分の払戻は残ります。
2020年6月7日のWIN5の23,335,180円で検証してみましょう。
1点*1910円 = 1,910円
19点*840円 = 15,960円
159点*450円 = 71,550円
715点*1340円 = 958,100円
9581点*1200円 = 11,497,200円
とWIN5に比べて単勝5回転がしの払戻は約5割になってしまいます。
そもそもWIN5の魅力は高額の払戻で一発逆転なので、単勝5回と比べるのは見当違いかなと思います。
WIN5の戦略
最後にWIN5の戦略を考えてみましょう!
長く続けるタイプの戦略で、1年の中で回収率100%超えを狙います。
108点なので1年間で約60万円の出費になります。
年に1回数百万円のWIN5が当たれば回収率は100%を超えます。
普段の馬券と合わせて買うことで、予想がハマった時に大きく儲けることが出来ます。
絶対当てるレースを絞るタイプの戦略で、自信ある日に参加します。
2つのレースが決まっているので、残りの3つを全力で予想します。
これも1万円くらいの出費なので、競馬場に直接行った時などに買うと盛りあがるかも知れませんね。
荒れるレースを1レース決めるタイプの戦略で、実質WIN4となります。
1レースは確実に荒れると思うのであればオススメの買い方です。
レースの展開を予想できる上級者向けの買い方だと言えます。
3レースで勝負に出るタイプの戦略で、実質WIN3となります。
点数は大きくなってしまいますが、当てなければいけないレースが3つになるので格段に当てやすくなります。
幅広く馬券を買うので億馬券も狙える戦略ですね。
絶対当てたいタイプの戦略、幅を広げて高配当を狙います。
これはオススメしません。よほどの大金持ちしか出来ない戦略でしょう。
特定の日にち1回だけ買うなら良いかもしれませんが、継続すれば破産一直線です。
WIN5はなかなか当たらないので、数週間や数ヶ月を見通した馬券の買い方を考えなければいけません。
億馬券を狙うために毎週数十万円も使うと、億馬券が出る確率は低いので、続けていると数千万円の出費になり破産してしまいます。
狙う配当と買う馬券の金額を決めて、何回試行できるかを考えることが大事です。
自分の予算が尽きないようにコントロールすればWIN5の当選する日はいつか来るでしょう。
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