スプリンターズステークス2026 AI予想|これだけ見ればわかる!データで選ぶ買い方4条件
9月27日(日)中山・芝1200m(外回り)・GI(いちばん格の高いレース)。スプリンターズステークスです。
3歳以上(背負う重さは牡馬58キロ、牝馬56キロ、3歳は2キロ減)。
春の高松宮記念と並ぶ、秋の短距離の頂上決戦。
過去3年の勝ち馬の人気:2023年3番人気、2024年9番人気、2025年11番人気。
JRAが出す「能力の数字」の上位3頭は、どれも1600m前後のレース(マイル戦)で出した数字です。
このレースでは、そこが落とし穴になります。
【1】スプリンターズステークスとは?レースの特徴
1967年創設、今年で第60回(GIになったのは1990年)。
春の高松宮記念とともに、その年の短距離チャンピオンを決めるレース。
キーンランドC(GIII)とセントウルS(GII)の勝ち馬は、優先して出走できる。
今年のその2頭は、サウンドモリアーナとフリッカージャブ。
昨年は、8歳のウインカーネリアンが11番人気で勝ちました。
今年は9歳で、2連覇に挑みます。
注目の10頭
出走は16頭です。
JRAが注目馬に挙げた10頭は、全頭が出走します。
人気は、予想オッズの順です。

(7枠13番/牡4・58キロ/松山弘平)
昨年のNHKマイルC勝ち馬
高松宮記念4着、安田記念5着
前走キーンランドC2着
(5枠9番/牝3・54キロ/C.ルメール)
GIを2勝(阪神JF、桜花賞)
前走オークス12着
1200mは2歳の未勝利戦以来
(8枠15番/牡4・58キロ/西村淳也)
3連勝中(鞍馬S、北九州記念、セントウルS)
昨年の夏から7戦6勝
騎手は松山弘平から乗り替わり
(3枠6番/牡5・58キロ/津村明秀)
京王杯スプリングC(GII)を逃げ切り
前走安田記念でクビ差2着
1200mは初めて
(7枠14番/牡9・58キロ/三浦皇成)
昨年の勝ち馬
今年も高松宮記念3着、キーンランドC3着
9歳でJRAのGI(障害レースを除く)を勝てば史上初
(6枠11番/牡6・58キロ/鮫島克駿)
2024年の勝ち馬
今年はドバイのGIで2着
前走は英国のGIで8着、約3か月ぶり
(8枠16番/牝5・56キロ/岩田望来)
重賞5勝の逃げ馬(スタートから先頭を走る馬)
今年はアイビスサマーダッシュをJRAレコードで勝利
前走セントウルS2着
(2枠3番/牝7・56キロ/武豊)
2023年の勝ち馬
2025年オーシャンSのあとは勝ちがなく、2着が3回
前走セントウルS3着
(3枠5番/牝4・56キロ/吉田隼人)
前走キーンランドCで重賞初勝利
パンジャタワーとウインカーネリアンに先着
中山でも勝ったことがある
(1枠1番/牡7・58キロ/酒井学)
今年の高松宮記念で、15番人気ながら2着
後ろから鋭く追い込む馬
前走セントウルSは16着
【2】コースは「前半は下り、最後に急坂」

スタートから3コーナーまで約260〜275m(使うコースで変わる)。
しばらく下りが続くので、前半のペースが速くなりやすい。
外回りの3コーナーは緩く、残り600mまでスピードを落とさずに走れる。
直線は310mと短い。ゴール前に高低差2.2mの急坂。
直近5年の勝ち馬は、5頭とも4コーナー(最後の直線の手前のカーブ)で前から3番目以内。
直線が短いので、後ろからの追い込みは決まりにくいレースです。
前半で前の位置を取れる馬を、上に取りたい。
【3】過去10年のデータで見る、買う馬の条件
①3番人気以内か
3着以内(複勝の馬券が当たる順位)の30頭のうち、14頭が3番人気以内。
3番人気以内の3頭がそろって4着以下だったのは、10年で2回だけ(2022年、2024年)。
ただし、直近4年の勝ち馬は8番人気、3番人気、9番人気、11番人気。
軸(馬券の中心にする馬)は、3番人気以内から選びたい。
1着になる馬は、人気とは別の条件で探したい。
今年の該当は、パンジャタワー、スターアニス、フリッカージャブの3頭です。
②前走と同じ騎手か
勝ち馬10頭のうち8頭が、前走と同じ騎手。
昨年のウインカーネリアンも、3年以上乗り続けている三浦皇成騎手で勝った。
ただし、人気のある馬ほど騎手が替わりにくいので、その分は割り引いて読みたい。
騎手が替わる馬は、評価を一段階下げたい(割り引きたい)。
注目の10頭のうち、騎手が替わるのは3頭です。
- スターアニス:松山弘平 → C.ルメール
- フリッカージャブ:松山弘平 → 西村淳也
- サウンドモリアーナ:武豊 → 吉田隼人
松山弘平騎手は、パンジャタワーに乗ります。
③4コーナーで3番手以内に行けるか
- 2025年 ウインカーネリアン 4コーナー2番手
- 2024年 ルガル 3番手
- 2023年 ママコチャ 2番手
- 2022年 ジャンダルム 2番手
- 2021年 ピクシーナイト 2番手
直近5年の勝ち馬は、5頭とも4コーナー3番手以内。
5頭とも、それまでに前の位置から重賞などの格の高いレースを勝っていた。
ただし、前に行った馬が全部残ったわけではない(見ているのは勝ち馬5頭だけ)。
前の位置で勝った経験のある馬を、上に取りたい。
今年の該当は7頭です。
- フリッカージャブ:前走セントウルSを2番手から勝利
- ピューロマジック:アイビスサマーダッシュを先頭で逃げ切り
- ウインカーネリアン:昨年このレースを2番手から勝利
- ルガル:2024年このレースを3番手から勝利
- ママコチャ:2023年このレースを2番手から勝利
- サウンドモリアーナ:前走キーンランドCを2番手から勝利
- ワールズエンド:京王杯スプリングCを先頭で逃げ切り
当てはまらないのは3頭です。
- スターアニス:桜花賞は9番手から
- パンジャタワー:前走キーンランドCは6番手から
- レッドモンレーヴ:いつも後ろから追い込む
④能力の数字(レーティング)を1200mで出したか

JRAは、GIの前の週に「プレレーティング」を発表します。
各馬の今年いちばん良かった走りを、数字にしたものです。
数字の後ろには、その走りの距離を表す記号が付きます。
S:1000〜1300m(短距離)
M:1301〜1899m(マイル)
今年の出走馬の上位はこうです。
- 1位 ワールズエンド 117M(安田記念2着)
- 2位 スターアニス 116M(桜花賞1着)
- 2位 パンジャタワー 116M(安田記念5着)
- 4位 フリッカージャブ 114S(セントウルS1着)
- 4位 ルガル 114S(アルクオーツスプリント2着)
- 4位 レッドモンレーヴ 114S(高松宮記念2着)
- 7位 ウインカーネリアン 113S(高松宮記念3着)
- 注目馬の残り3頭:サウンドモリアーナ 110S、ピューロマジック 109S、ママコチャ 108S
過去4年(2022〜2025年)の数字と、本番の着順を突き合わせました。
SとMの両方が付いた馬(同じ数字を両方の距離で出した馬)は、Sに数えました。
3着以内の12頭は、全部が短距離(S)で数字を出した馬。
マイルで出した馬の最高は、2022年ダイアトニックの4着。
数字が1位だった馬(同じ数字で並んだ馬を含む6頭)は、最高でも4着。
マイルで出した馬は9頭と少ないですが、マイルの数字をそのまま信じるのは危ない、という傾向です。
数字の高さより、どの距離で出した数字かを見たい。
マイルで出した馬は、数字の高さほどは信用しないでおきたい。
今年、マイルで出したのは上位3頭です。
ワールズエンド、スターアニス、パンジャタワー
パンジャタワーは、高松宮記念(1200m)で4着に入っています。
1200mで走れないわけではありませんが、データの上では割り引く側に入ります。
【4】3つとも当てはまるのは4頭

①の人気は、軸を選ぶための条件です。
ここでは、1着になる力を見る②〜④の3つで、注目の10頭を確かめました。
②騎手が同じ、③前の位置で勝った経験、④短距離(S)の数字です。
3つそろった馬を、表では緑にしています。
- ウインカーネリアン(5番人気)
- ルガル(6番人気)
- ピューロマジック(7番人気)
- ママコチャ(8番人気)
4頭とも、人気は5番人気から8番人気です。
人気上位の3頭は、どれも3つそろいませんでした。
- パンジャタワー:○は騎手だけ
- スターアニス:3つとも×
- フリッカージャブ:騎手だけ×
【5】まとめ:「前で運べる1200m専門の馬」を買うレース
3つの条件は、どれもこのレースの性格から来ています。
直線が短く坂もあるから、前にいる馬が残りやすい
後ろから追い込むには、直線310mは短すぎます。
1200mは専門職
マイルで強い馬が、そのまま通用するとは限りません。
過去4年の3着以内12頭は、全部が短距離で数字を出した馬でした。
データの答え
相手は軸と組み合わせて買う馬、穴は人気はないが来るかもしれない馬、割り引きは評価を下げる馬です。
- 軸:フリッカージャブ
- 相手:ウインカーネリアン、ルガル、ピューロマジック、ママコチャ
- 穴:サウンドモリアーナ
- 割り引き:スターアニス、ワールズエンド、パンジャタワー
軸は、①を満たす3番人気以内の3頭から、②〜④の○が多い馬を選びました。
フリッカージャブは○が2つ、パンジャタワーは1つ、スターアニスは0です。
相手は、②〜④の3つがそろった4頭です。
穴と割り引きは、欠けた条件で分けました。
サウンドモリアーナは、欠けたのが騎手の条件だけです。
ワールズエンドは、欠けたのが④の距離の条件です。データでいちばん差が大きい条件(Sは24.5%、Mは0%)なので、割り引きに入れました。
ただし、フリッカージャブは今回、騎手が替わります。
勝ち馬10頭のうち8頭が満たしていた「前走と同じ騎手」だけは、当てはまりません。
【6】AIの◎と、突き合わせる
過去10年のデータでは答えが出ない問いが、4つ残っています。
- スターアニスは、桜花賞馬の力で1200mの流れに対応できるか
- フリッカージャブは、騎手が替わっても4連勝できるか
- ウインカーネリアンは、9歳で昨年と同じ走りができるか
- ワールズエンドは、初めての1200mで逃げ切れるか
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馬体重、騎手の勝率、前走のタイム、枠、走り方などです。
そのうえで「この2頭ならどちらが上か」を1組ずつ比べ、◎(本命)○(対抗)▲(単穴)を決めています。
AIの◎がフリッカージャブなら、軸として信頼を上げたい。
AIの◎が別の馬なら、データの外にある材料をAIが拾っています。
その馬は、相手の一番手に置きたい。
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